フリーセルのやり方:ルールを図解+ゲーム番号1を54手でクリアする完全手順
はじめてのフリーセル、何から動かせばいいか迷っていませんか?空きセル・ホーム・8つの列を1枚の図で確認し、定番のゲーム番号1を最初の9手まで1手ずつ解説。54手の全手順も載せています。すべての手は当サイトのゲームで実際に確認済みです。
フリーセルをオンラインで遊ぶ
ひと言でいうと: フリーセルは、ほぼ毎回クリアできるソリティアです。52枚すべてが表向きで配られるので、勝敗を分けるのは運ではなく「どう動かすか」。この記事ではまずルールを図で説明し、そのあと定番のゲーム番号1を最初から最後まで一緒に解いていきます。フリーセル(ブラウザ版)の「ゲーム番号」に1を入力して「この局を開く」を押せば、この記事とまったく同じ配牌で、クリアまでなぞって遊べます。
ゲーム番号1の手順は、当サイトのフリーセルと同じルールでプログラムに解かせたものです。そのうえでゲーム上で1枚ずつ操作し、54手で全カードがホームに収まることを確認しました(PCのマウス操作とスマホのタップ操作の両方)。
まず盤面を知る:3つのエリア

- 左上の空きセル(4つ):どのカードでも1枚だけ仮置きできる場所です。
- 右上のホーム(4つ):スートごとに Aから順にKまで積み上げます。4つとも完成すればクリア。
- 下の8つの列:最初に52枚すべてがここに配られます。左の4列が7枚ずつ、右の4列が6枚ずつ。直接取れるのは各列のいちばん手前(下端)の1枚だけです。
ルールは3つだけ
- 列には「数字が1つ小さく、色が赤黒交互」のカードを重ねる。 たとえば黒の8の上には赤の7(♥7か♦7)しか置けません。
- 空きセルには1枚ずつ。 置いたカードは、あとで列やホームへ戻せます。
- 空いた列には、どのカードでも置ける(ルールどおりに並んだ束もOK)。
Windowsでおなじみのソリティア(クロンダイク)と違い、フリーセルには山札も裏向きのカードもありません。最初からすべてのカードが見えているので、理屈の上では最後まで読み切ることができます。
一度に何枚動かせる? この公式を覚える
ルール上、フリーセルで動かせるのは1枚ずつです。ただしゲームでは、きれいに並んだ束(赤黒交互・数字が連続)をまとめて移動できます。条件は、1枚ずつ運ぶのに足りるだけの空きがあることです。
一度に動かせる枚数 =(空きセルの数 + 1)× 2^空き列の数
| 空きセル | 空き列 | 一度に動かせる枚数 |
|---|---|---|
| 0 | 0 | 1枚 |
| 1 | 0 | 2枚 |
| 2 | 0 | 3枚 |
| 2 | 1 | 6枚 |
| 4 | 0 | 5枚 |
「空き列は空きセルより価値が高い」と言われるのはこのためです。空き列が1つ増えるごとに、動かせる枚数が倍になります。
当サイトでの操作方法
- カードをクリック→移動先をクリック:動かしたいカードをクリックし(束のいちばん奥のカードをクリックすれば束ごと選択)、移動先の列のカード、空いた列、空きセル、ホームのいずれかをクリックします。
- ダブルクリック:その1枚をそのままホームへ送ります。
- 自動でホームへ:Aと2は自動でホームへ飛びます。それより大きいカードは「反対の色の2つのスートに、そのカードの1つ下の数字がすでに収まっている」ときだけ自動で収まります。あとで重ねるのに必要な低いカードを勝手に取られることはありません。
- アンドゥは無制限:U か Z で一つ戻る、R で同じ配牌から再開、N で配り直し。
実践:ゲーム番号1、最初の9手を1手ずつ
「ゲーム番号」に 1 を入れると、各列は上から次のように並んでいます。
- 列1:♦J ♦K ♠2 ♣4 ♠3 ♦6 ♠6
- 列2:♦2 ♣K ♠K ♣5 ♦10 ♠8 ♣9
- 列3:♥9 ♠9 ♦9 ♠10 ♠4 ♦8 ♥2
- 列4:♣J ♠5 ♦Q ♥Q ♥10 ♠Q ♥6
- 列5:♦5 ♦A ♠J ♥4 ♥8 ♣6
- 列6:♥7 ♣Q ♠A ♣A ♣2 ♦3
- 列7:♣7 ♥K ♥A ♦4 ♥J ♣8
- 列8:♥5 ♥3 ♣3 ♠7 ♦7 ♣10
いきなり動かさずに、まず全体を見て4枚のAがどこにあるかを確認しましょう。♠Aと♣Aは列6の♣2・♦3の下、♥Aは列7の中ほど、♦Aは列5の奥に埋もれています。序盤の方針はひとつ。空きセルをなるべく使わずに、Aを掘り出すことです。
| 手 | 移動 | ねらい |
|---|---|---|
| 1 | ♣10:列8 → 空きセル | 列8には♣3と♥3が埋まっているので、まず手前の♣10をどかして低いカードを掘る準備。 |
| 2 | ♦3:列6 → 空きセル | 列6は♦3の下に♣2・♣A・♠Aと低いカードが3枚続いています。 |
| 3 | ♣2:列6 → 空きセル | ♣Aが見えて自動でホームへ。続いて空きセルの♣2、列の♠Aも自動で収まります。1手で3枚がホームに入り、空きセルも1つ戻ってきます。 |
| 4 | ♣8:列7 → 空きセル | 列7に埋まった♥Aを出すため、まず手前の♣8を移動。 |
| 5 | ♥J:列7 → 列6 | 赤のJを列6の黒のQに重ねます。空きセルは使いません。 |
| 6 | ♦4:列7 → 空きセル | ♥Aが見えて自動でホームへ。列3の手前にある♥2も続いて収まります。その代わり、空きセル4つが一時的にすべて埋まります。序盤でいちばん苦しい場面なので、次の2手ですぐに1つ空けます。 |
| 7 | ♦8:列3 → 列2 | 赤の8を黒の9へ。列3の♠4が出てきます。 |
| 8 | ♦3:空きセル → 列3 | 赤の3を黒の4へ。2手目で借りた空きセルを返します。 |
| 9 | ♣Q-♥J(2枚):列6 → 列7 | 束ごと♥Kの上へ。空きセルが1つあるので、公式どおり2枚までまとめて動かせます。 |


ここまでで♠A・♣A・♣2・♥A・♥2がホームに収まり、空きセルも満杯から3つ使用まで戻りました。これで序盤は安定です。

ここから先は1手ずつの解説は省き、54手すべてを記事末の表にまとめました。表のとおりに進めると、最後の1手でカードが次々と自動でホームへ飛び、そのままクリアになります。

スマホでも同じように遊べます。カードをタップして移動先をタップ、1枚だけならダブルタップでホームへ送れます。

初心者がやりがちな5つのミス
- いきなり空きセルを埋めてしまう。 4つとも埋まると1枚ずつしか動かせず、すぐに行き詰まります。できるだけ1つは空けておきましょう。
- 空いた列にカードを1枚だけ置く。 空き列は動かせる枚数を倍にしてくれる貴重な場所です。どうしても掘り出したいカードがあるとき以外は、気軽に埋めないこと。
- とにかくホームへ送ろうとする。 低いカードを早く収めすぎると、あとで重ねる相手がいなくなります。Aと2は安心して収めてOK、3以上は状況を見て判断します。
- 枚数を数えずに長い束を動かす。 動かす前に公式で何枚いけるか確認を。足りなければ先に空きを作らないと、束がばらばらになってしまいます。
- 詰まったらすぐやり直す。 当サイトのアンドゥは無制限です。数手戻って別の手を試すと、意外とあっさり道が開けます。
次のステップ
ルールに慣れたら、応用編のフリーセル攻略:勝率を上げる実践テクニックで、長い束の組み立て方や列を空けるタイミングを学びましょう。同じソリティアの仲間のソリティア(クロンダイク)やスパイダーソリティアもおすすめです。
よくある質問
フリーセルは毎回クリアできる? ほぼできます。定番のゲーム番号1〜32000のうち、解けないことが証明されているのは第11982局だけです。
ゲーム番号はWindows版と同じ? 同じです。当サイトはマイクロソフトの定番の配牌アルゴリズムで1〜32000番を生成しているので、ゲーム番号1の配牌はWindowsのフリーセルのゲーム番号1とまったく同じです。
54手でなければいけない? いいえ。この手順は解き方のひとつにすぎず、手数は少ないほど優秀です。ゲームには局ごとの最少手数と最速タイムが記録されます。
付録:ゲーム番号1の54手・全手順
「自動でホーム」の欄は、その手のあとにゲームが自動でホームへ送ったカードです。
| 手 | 移動 | 自動でホーム |
|---|---|---|
| 1 | ♣10:列8 → 空きセル1 | |
| 2 | ♦3:列6 → 空きセル2 | |
| 3 | ♣2:列6 → 空きセル3 | ♣A ♣2 ♠A |
| 4 | ♣8:列7 → 空きセル3 | |
| 5 | ♥J:列7 → 列6 | |
| 6 | ♦4:列7 → 空きセル4 | ♥A ♥2 |
| 7 | ♦8:列3 → 列2 | |
| 8 | ♦3:空きセル2 → 列3 | |
| 9 | ♣Q-♥J:列6 → 列7 | |
| 10 | ♦7:列8 → 空きセル2 | |
| 11 | ♠7:列8 → 列2 | |
| 12 | ♣3:列8 → ホーム | |
| 13 | ♥3:列8 → ホーム | |
| 14 | ♠6:列1 → 列6 | |
| 15 | ♦6:列1 → 列2 | |
| 16 | ♥5:列8 → 列5 | |
| 17 | ♠3:列1 → 列8 | |
| 18 | ♣4:列1 → ホーム | ♠2 |
| 19 | ♠3:列8 → ホーム | |
| 20 | ♦7:空きセル2 → 列8 | |
| 21 | ♣6-♥5:列5 → 列8 | |
| 22 | ♥8:列5 → 空きセル2 | ♥4 |
| 23 | ♥5:列8 → ホーム | |
| 24 | ♥6:列4 → ホーム | |
| 25 | ♣10:空きセル1 → 列7 | |
| 26 | ♠6:列6 → 空きセル1 | |
| 27 | ♥7:列6 → ホーム | |
| 28 | ♥8:空きセル2 → ホーム | |
| 29 | ♠Q:列4 → 列1 | |
| 30 | ♣9-♦8-♠7-♦6:列2 → 列4 | |
| 31 | ♠J:列5 → 列6 | ♦A |
| 32 | ♠4-♦3:列3 → 列5 | |
| 33 | ♠10:列3 → 空きセル2 | |
| 34 | ♠8:列2 → 列3 | |
| 35 | ♦10:列2 → 列6 | |
| 36 | ♣5:列2 → ホーム | |
| 37 | ♣6:列8 → ホーム | |
| 38 | ♦7:列8 → 列3 | |
| 39 | ♠6:空きセル1 → 列3 | |
| 40 | ♥K-♣Q-♥J-♣10:列7 → 列8 | |
| 41 | ♣7:列7 → ホーム | |
| 42 | ♣8:空きセル3 → ホーム | |
| 43 | ♠K:列2 → 空きセル1 | |
| 44 | ♣K:列2 → 空きセル3 | ♦2 ♦3 ♦4 ♠4 ♦5 |
| 45 | ♦6:列4 → ホーム | |
| 46 | ♦9-♠8-♦7-♠6:列3 → 列8 | |
| 47 | ♠9:列3 → 列6 | |
| 48 | ♥9:列3 → ホーム | |
| 49 | ♦8-♠7:列4 → 列6 | |
| 50 | ♣9:列4 → ホーム | |
| 51 | ♥10:列4 → ホーム | |
| 52 | ♥Q:列4 → 空きセル4 | |
| 53 | ♦Q:列4 → 列2 | ♠5 ♠6 ♠7 ♦7 ♦8 ♠8 ♠9 ♦9 ♠10 ♦10 ♠J ♣10 ♣J ♥J ♥Q |
| 54 | ♦K-♠Q:列1 → 列3 | ♦J ♦Q ♠Q ♠K ♣Q ♣K ♦K ♥K |
さっそく試す: フリーセルを開いて「ゲーム番号」に1を入力し、上の9手で序盤を進めてみましょう。